最新治療レポート

総勢23名集い疑似手術を体験(第15回美容外科解剖・執刀トレーニング)

山本・中間・Choi医師3人が指導

第15回美容外科解剖・執刀トレーニング終わる

解剖実習というよりも
『手術シミュレーション実習』

寄贈検体は状態よく
鮮明な動脈の脈管着色からフィラー注入後の血管圧迫もリアルに観察!

眼瞼下垂、Lateral tarsal strip(Choi医師)や瞼板切除(山本医師)の実演、検証も

「他にない充実の解剖実習」「また参加したい」など多数の声

JAASアカデミー(後援JAAS)による第15回美容外科解剖・執刀トレーニング(Fresh Cadaver Dissection Workshop for Cosmetic Plastic Surgeons in China)が先ごろ成功裏に終了した。過去十数回にわたって実施してきた提携拠点・中国大連HoffenBio解剖施設(大連大医学部の提携)から提供された寄贈検体(FreshCadaver)は、アカデミーからの強い要望もあり、今回もその保存状態は際立っていた。そして何よりも治療・執刀トレーニングの手順において、指導医の山本 豊医師、中間 健医師さらには韓国からChoi医師を招いての3人が、丁寧できめ細かい教え方と「料理教室」さながらの研修スタイルを貫いていることに讃嘆の声があがった。現実の患者を触ることなくして手術習得はない、手術を体験せずして前進はない。本アカデミーでとくに大事にしていることである。しかし、現実的には患者に対して実習のように試すことはできない。臨床に携わる医師のこんなジレンマから生まれたのが、本シリーズだ。寄贈されたご遺体に対して参加者が講師と同時進行で手術を実体験していく。解剖組織の観察に始まり、それぞれの治療部位ごとに、多彩な執刀手技を学んでいくスタイルは、他の解剖研修では決して真似ることはできない。講師の指導医が実演後、参加者に同じことをすぐ執刀・施術してやってもらい、問題があればその場で解決する。ある意味、解剖実習というよりも『手術シミュレーショントレーニング』という方が的を得ているかもしれない。

(文中抜粋、全文はJAASアカデミー塾生専用ページに掲載中です)

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