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渡辺オイスター 第40回日本睡眠学会学術集会

渡辺オイスター
第40回日本睡眠学会学術集会で再びの研究発表

「カキ軟体部から同定された新規抗酸化物質の脳内移行性と脳内抗酸化作用」

VEよりE6の脳内抗酸化作用は高い

E6はHPAホルモン分泌に作用し睡眠改善に

 日本睡眠学会 第40回定期学術集会(会長 平田 幸一 獨協医科大学・内科学)が7月2日‐3日、栃木県総合文化センター並びに宇都宮東武ホテルグランデで開催された。同学会は過去20年間で飛躍的に会員数が増加し、2013年に3256名(精神科、呼吸器科、耳鼻科科、循環器科、神経内科の医師1543名、歯科医師289名、検査技師914名)を数えている。2015年現在その会員総数はさらに増加していることはいうまでもない。その背景には「睡眠学」の重要性が広く認識されるようになり、一方で国民の4~5人に一人が睡眠に何らかの悩みをもっていることから、睡眠医学と共に社会経済の観点からみた睡眠社会学、睡眠の役割やメカニズムを解明する睡眠科学など「睡眠学」に関わる学際領域は多岐にわたり、年々、その研究は量、質ともに高まってきた。こうしたなか、昨年徳島で開催された第39回日本睡眠学会学術総会で「ベストプレゼンテーション賞」が授与された渡辺オイスター研究所・渡辺 貢代表(医学博士、畜産学博士)らによる研究発表が、この40回学術集会でも行われ、参加者からひときわ高い関心を集めた。本稿では、発表された「カキ軟体部から同定された新規抗酸化物質の脳内移行性と脳内抗酸化作用」について、ダイジェストで報告したい。

(文中抜粋、全文はJAASアカデミーのJHMアーカイブに掲載中)

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