美容アンチエイジング業界コラム

提言:当院の考える「抗老化:Anti-Senescence治療」

供給量が達成された後に質の改善が求められるのは、器械に限ったことではなく、医学においても同じでしょう。近代社会における人の寿命は100年時代を迎えようとしていますが、寿命に関しては、ほぼ達成したと言っても過言ではありません。これから求められる医療が「生命の質:QOL」となるのは必然といえます。

人間のQOLを下げるのは「病気」「痛み/症状」「機能低下」ですが、近代医学の発展は、病気/痛み/症状に対して格段の進歩を見せました。その現代社会で問題となっているのは「機能低下」いわゆる「老化」です。
多くの人は加齢とともに機能低下がすべての臓器で起こり、機能低下の症状を呈するようになります。皮膚はたるみ、五感は衰え、脳は萎縮し、活動性はなくなり、関節は可動域を失い、消化機能は低下し、心肺は衰える。痛みを伴う場合もありますが、どちらかというと「動きが悪い/遅い/達成できない」というイメージではないでしょうか。
これらの「症状」は現代医学においては「老化」という一言で棚上げにされてきました。病院で「まー、歳ですね」と言われる状態です。「病気ではないが老化している」―長寿によってもたらされた弊害といってもよい「老化状態」は、今までの医学においては治療ターゲットではないのです。

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