美容アンチエイジング業界コラム

2017年美容医療の施術は190万件超

JSAPSによる実態調査で明らかに
JSAS、JSADも協力

「顔」(9割)に集中、侵襲系では重瞼術(4割)、
リフト術ではスレッド(9割)が圧倒

豊胸11000件あまりの内、ヒアルロン酸注入5割占める

先ごろ日本美容外科学会(JSAPS 佐藤兼重理事長)による国内の美容医療に関する実態調査が明らかになった。

報告書では2017年に実施された主な美容手術、施術は総計190万3898 件で、そのうち外科的手術が27万8507件、非外科的施術が162万5391件となった。

外科的手術の内訳では、顔面・頭部が21万7163件、四肢が4万6821件、乳房が1万4523件とつづく。一方、非外科的施術の内訳は、フィラー注入剤(乳房を除く)が71万368件、顔面若返り関連が41万8790件、その他(脱毛や再生医療など)が49万6233件となった。統計値を精査していくと、侵襲系、低・非侵襲系ともに手術、施術が「顔」(9割)に集中していることが浮き彫りになっている。

調査は、全国の美容外科や美容皮膚科3656クリニックが対象で、そのうち521か所からが回答が寄せられた。もう一方の美容外科学会であるJSASや 日本美容皮膚科学会(JSAD)から回答も少なくなく「大半の美容クリニックをカバーした調査で約8割の手術を把握できた」とJSAPSでは推定している。

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