美容アンチエイジング業界コラム

美容医療ホームページ規制強化へ

美容医療ホームページ規制強化へ

従来「ガイドライン」の拡大解釈へ向かう

美容医療HPそのものを医療法上の広告対象

厚労省「医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会」立ち上げ
今秋めどに規制策まとめる

美容医療への苦情、相談が急増!
「広告」重視からこれからは「技術向上」に経営投資を転換する時
山本美容整形塾などJAASアカデミーこそ、そのための一助となる

厚労省は、美容医療のホームページ(HP)に寄せられる苦情や相談が多発しているとして、医療機関のHPを医療法による規制対象とする検討を始めることになった。2016年3月下旬に「医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会」を立ち上げて、今秋をめどに規制策に関する結論をまとめる。

3月4日朝のぶら下がり会見にて、塩崎厚労相は記者との質疑にこう回答している。
(記者)「医療機関のホームページのガイドラインについて、特に美容医療のホームページでトラブルが寄せられているということですが、河野消費者担当大臣も先週会見で、とりわけビフォアーアフターの写真などの問題について触れられました。厚労相として美容広告の規制の検討会などを立ち上げる予定はありますか?」
(大臣)「今まで厚労省の方針として、医療機関のホームページについては医療法で規制する広告とは原則みなしてこなかった。しかし、消費者委員会から、昨年、美容医療サービスにかかる消費者被害の増加を踏まえて、医療機関のホームページを医療法上の広告に含めて、規制の対象にすべきではないのかということで、それを求める建議がなされたところです。これを受けて、わが省として今月下旬に『医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会』を立ち上げて、ホームページの適切なあり方についても検討を開始しようと思っています。ガイドラインについては、その検討を踏まえて必要に応じた対応をしていかなければならないと考えている」

(文中抜粋、全文はJAASアカデミーのJHMアーカイブに掲載中)

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