美容アンチエイジング業界コラム

2015年美容アンチエイジング市場を占う美容医療編その3

2015年 美容アンチエイジング市場を占う  
 美容医療編その3

美容医療マーケットは今年も順調に推移すると本紙では予想する。その根拠には何よりも需要層のすそ野の広がりがあり、いまや若年層よりむしろシニアさらには60歳以上の元気なシルバー層へと患者の年齢幅が広がっているといっていい。かつての「美容整形・美容外科」時代から「美容アンチエイジング」市場へと変わりつつあるマーケットニーズの転換期を迎えている。受診動機の多くが、コンプレックスからより「若返り」「自然美」へと移り変わってきたからだ。しかしそんな楽観的な市場予測にも落とし穴は潜む。一般医療とは違い、美容治療では医師と患者との委任契約に近い関係性をもつため、説明義務を医師側が怠れば、患者(消費者)からのクレームを抱えることになる。昨年大々的にマスコミに報じられた大手美容クリニックに対する損害賠償を求める「集団訴訟」はその例にもれない。また、ネット広告の規制がさらに強まる傾向にあり、集患対策は美容医療業界にとっては喫緊の課題といえよう。本稿ではシリーズで2015年の美容医療を占う。その三は新たな集患パターンの台頭を追った。

(文中抜粋、全文はJAASアカデミーのJHMアーカイブに掲載中)

↑ページの先頭へ戻る