美容アンチエイジング業界コラム

健康診断の医療介入は命を縮める

月刊「文芸春秋」の昨年11月号の近藤誠医師の記事が話題を呼んだ。
近藤先生といえば、慶応大学医学部講師で「乳がんは切らずに治る」(文芸春秋)を出版後、一躍脚光を浴び、手術、抗がん剤、放射線などの現代療法にあり方に一石を投じた医師として知られている。
この近藤医が今度は健康診断を「命を縮める」などとして、血圧、コレステロール、血糖値の医療介入に疑問を投げかけている。
日本人の平均寿命は2013年には男性が80.21歳、女性が86・61歳で、ともに世界一となっている。 
ところが健康寿命との間に男女ともに10年近い差がある。この間、人は不健康な状態であり、生活習慣病やボケや寝たきりになる人も多い。
そして健康診断がこの健康寿命を短くし、死亡率を高める可能性があることを、近藤さんは研究データを上げて指摘する。

(文中抜粋、全文はJAASアカデミーのJHMアーカイブに掲載中)

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