相談薬局の専門性活かすには未病への相談機能と処方
オイスターが役割担う
荒波に航行する船舶の
灯台であり続ける
年間70回こえるセミナーでオイスターの研究報告
薬局と共に、未病の勉強と議論続ける
OTCのネット解禁などクスリの販路が広がりをみせるなか、占有チャネルだった相談薬局の独自性がますます問われている。いま、そんなOTCに頼らない相談薬局の専門性を活かす取り組みが続けられている。いわゆるホームファーマシーとして、消費者が抱える日常的な体調の不調などに対して薬剤師がカウンセリングやアドバイスを行いながら、臨床薬理学、栄養学そして漢方相談、処方の立場からサプリメント摂取の理解と普及を行う。食生活の乱れなどで起こるこうした慢性的な「未病」対策を、カウンセリング機能をもつ薬局が担うことで、それが積極的な予防医学としてのアンチエイジング医療を補完することになる。そもそもアンチエイジングとは、疾病にならないための積極的な予防であり、医療と共に、それを補完するこうした相談薬局そして臨床薬学、栄養学を熟知した薬剤師に他ならない。その役割と責任を共に共有しようと、日々努力しつづけているのが、渡辺オイスター研究所であることはいうまでもない。長年にわたり牡蠣肉エキス「ワタナベ活性型オイスター」の研究を通じて、全国の相談薬局が集い開催されるセミナーで共に勉強し議論しながら、生活者(未病を抱える来店者)にサプリメントを提供している。
毎年「ワタナベ活性型オイスター」の科学的根拠を地道に積み上げ、その研究報告や掲載論文は質、量とも他のサプリメントの比ではない。そして全国各地で年間70回を超えるセミナーで、加盟する全国の薬局の薬剤師に惜しげもなく新たな研究成果を公開している。
「それがカウセンリングの機能を強化する源だと考えています。確かなエビデンスを継続して出しながら、ホームファーマシーの専門性とその経営をサポートしていく。そして、未病状態に悩む生活者に確信のあるアドバイスとサプリメントを提供していくことこそ、薬局そして薬剤師が臨床アンチエイジングの役割を果たすことに他ならない」
先頭に立って研究の推進をする渡辺 貢代表(、医学博士、畜産学博士)がこう語るのには、確かな理念があるからだ。
身体の不調、病いを患い、そしてやがて人は老いて亡くなっていく。いわゆる「生老病死」という生命のサイクルは避けられない。この人間の生命に対して何よりも尊厳をもち、そこから根づく仕事と社会活動、さらには健康文化の創造を通して、人間相互の信頼を広げ、発展させたい、とする創業以来の渡辺氏の思いがある。
こうした信念から、薬局と共に人々の健康づくりに貢献できる文化(企業と薬局と生活者とのネットワーク)を構築し、社会に貢献していくことにまい進する原動力になっているといっていい。
「薬局の先生方から、オイスターは荒波の中、航海をつづける船の灯台であってい続けてほしい」と、セミナーで励まされたことを、今でも脳裏から離れないと渡辺代表。牡蠣肉エキスのパイオニアとして、東洋医学と西洋医学が融合できるヒューマンヘルスへの確かな効果をさらに検証していくと、意気軒昂だ。
因みに、圧倒的なエビデンスが生まれる背景には、セミナーでの取り扱いの薬局店主、薬剤師、スタッフたちからの声があることが見逃せない。セミナーの合い間に、地域の薬局・薬店が円卓を囲み「カウンセラーの集い」を行い、日常の生活者の声をもとに意見交換をする。そこから出たアイデアを研究にフィードバックさせ、エビデンスの検証にへと向かう。
プロトコールの仮説はあくまで、生活者からの症状の改善をみたという、草の根からの報告であることから、その研究成果は限りなく推論に近づく。
同社では、製品の流通にあたり全国7つの医薬品卸しとタイアップして、エリアごとの薬局・薬店が過度な競合を避けながら加盟店方式で、受注と発送を行っている。また最近では、病院内あるいは院外の薬局からも取扱いの希望があり、周辺の薬局との調整がとれるケースに限って、「ワタナベ活性型オイスター」の取り扱いをしてもらうことにしている。
未病に対する一部の機能性では、医薬品に勝るとも劣らないサプリメントだけに、医師からの問い合わせも急増し、先述の病院内あるいは院外薬局での取り扱いに結びついているようだ。
長年の研究成果は数え上げればきりがない。安全性試験はもちろん有効性試験にいたっては、ここにすべてを紹介することは難しい。
ご興味のある読者は、ぜひ渡辺オイスター研究所のホームページを開くか、連絡をとってみてはいかがだろうか。ホームページはこちら、もしくは電話は042-651-8118まで。