最新治療レポート

JHM Adademic paper in digest form(アガリスク)

寛解期のがん患者における
アガリクス・ブラゼイ・ムリル茸抽出物摂取後の生活の質(QOL)改善
《厚労省がん研究助成金研究No17-14の成果》

HR-QOL改善効果の評価

SF-8健康調査票によるQOL測定方法は、生活の質(QOL)改善効果を評価するための検証法の中で、HR-QOL改善効果を評価する最も簡単な調査票であり、30種類の異なる言語に翻訳され、多くの国で利用されている。SF-8健康調査票による測定方法は、日本では、2002年に日本人被験者1000例を対象とした全国調査に基づく標準的な基準を用いて注意深く調査され、検証されている。SF-8による方法では、8つの健康概念を測定するための短い質問項目すなわち
(1)全体的健康感(GH)
(2)身体機能(PF)
(3)日常役割機能(身体)(RP)
(4)体の痛み(BP)
(5)活力(V)
(6)社会生活機能(SF)(7)心の健康(MH)
(8)日常役割機能(精神)(RE)が使用される。
これら8つの健康概念はそれぞれ2つのサマリースコアである「身体的健康(PCS)」と「精神的健康(MCS)」とに分類される。SF-8によるHR-QOLに関する8つの概念はそれぞれ得点化され、点数の平均と標準偏差で示された。

(本文抜粋、全文はJHM116号に掲載中。JAAS会員には毎号JHMをお送りしています)

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