美容アンチエイジング業界コラム

米学会が、特定波長での脂肪液化作用を認める

ダイオードレーザー組み込む痩身機「LD‐X」が開発。
そして装置のコンパクト化を実現した「Dr.LD‐X」(ドクターレディックス)も完成。

「低出力光」がアメリカで医療施設に広く使われていることをご存じだろうか。
これはSkin rejuvenationの治療に採用するところが少なくない。

しかし最近、ASAPS(全米美容形成外科学会)で報告された発表において、
皮膚再生とは違う適用症例が報告された。

光痩身による脂肪液化作用を発現する特定の波長を確認したという研究成果で、脂肪やセルライトを溶解、除去できるダイエット・痩身理論として脚光を浴びている。

そして、この理論をベースに開発されたのが、国産品「LD―X(レディックス)(アーティスティック製)だ。さらにこの機種をコンパクトにしたボディメイキング・マシン「Dr.LD‐X(ドクターレディックス)」もこのほど完成し、一部の美容クリニックに採用が始まった。

ここで、脂肪減少のメカニズムを簡単に説明しよう。

皮下組織において脂肪細胞はお互い密着しているのだが、低出力光を照射することで一時的に開孔し、やがてその隙間から内部物質が溶け出していく。水分、グリセロールや自由脂肪酸などが溶出し流れ出て、その結果、脂肪細胞のサイズは著しく小さくなっていく。

これが「脂肪の液化現象」といわれ、液化した中性脂肪などは全身の筋肉でエネルギーに変換され代謝、排泄されていく。今回の機械の場合、低出力のため、安全でしかも短時間(30分程度)での施術で効果が確認できるという。

そしてさらに痩身(ダイエット)術においては、流れ出た中性脂肪を、確実に燃焼させる必要がある。この燃焼スピードをあげるためにもリンパマッサージやEMS、温熱治療などが欠かせない。

こうした点も重視しながら、一方で装置のコンパクト化を図った改良機種がボディメイキング・マシン「Dr.LD‐X」である。同社の特許技術「ウルトラパルスポレーション」、マイクロEMS機能を搭載した。

両手で収まる程の軽量タイプのため、クリニック内での持ち運ぶは容易で、設置スペースもとらない。施術中にはヒーリングサウンドのボタンを押せば、リラックスしながらのトリートメントができる。

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