最新治療レポート

JAAS LiveSurgery アーカイブ Dr山本美容整形塾 第3期第5回

「鼻形成術/鼻尖軟骨形成・鼻翼縮小・Hybrid隆鼻術3症例LiveSurgery」

ソウル大耳鼻咽喉科教授Jin Hong Ryul医師迎え
日・韓の鼻形成術を検証

「筋書きのないドラマ」
Jin教授が直接、指導へ

複合オペも実施
「耳介軟骨移植とシリコンによる隆鼻術」「シリコン隆鼻と鼻翼形成術」

「DR山本の美容整形塾」3期5回目となったのは「鼻形成術/鼻尖軟骨形成・鼻翼縮小・Hybrid隆鼻術3症例LiveSurgery」である。今回は、韓国よりソウル大耳鼻咽喉科教授であり、ソウルのBoramae Medical Houpitaruの同局教授であるJin先生を迎え、塾長・山本医師の手術のみならず、日韓の違いや、アジアトップクラスの鼻形成のスペシャリストである同医師の手術手技を学んだ。
Jin教授の講義では、手術所見の詳細な説明や動画の供覧、何をとっても非常に実践的なものであった。特に肋軟骨を利用した隆鼻術では、同医師の手術の詳細が明かされ、会場からは感嘆の声が漏れていた。いつもどおりプログラムは、昼食をはさみ、午後からDr山本による3症例の鼻形成術ライブへと移る。そして3症例目では、シリコン隆鼻術、鼻翼形成術の複合症例が行われて際、Jin教授にも指導に加わっていただき、同氏のオリジナルとも言えるデザインが伝授され、参加医師らは感嘆の声をもらした。さらに、一部参加者が術者になりオペが続けられると、Jin教授が直接指導するというライブ講習の進行には入っていなかった講習授業へと変わっていく。「筋書きのないドラマ」に受講者は感激し、一方で参加を逃した医師にとってその後悔は、底知れぬものだろうことは容易に察しがつく。10月6日‐7日には、日本よりミッションを組み渡韓する。今度はソウルでJin教授自らが術者になってライブ講習会を実施することになる。

今回は、韓国よりソウル大学教授であるJin先生を迎え、山本医師の手術のみならず、日韓の違いや、アジアトップクラスの鼻形成のスペシャリストである同医師の手術手技を学ぶことを目的とした。
手術症例は、3症例であったが、複合手術(耳介軟骨移植とシリコンによる隆鼻術と、シリコン隆鼻・鼻翼形成術)が2症例含まれていたために、非常に内容のある講習会となった。
午前の進行では、Jin教授の講義より始まったが、日本の美容系の教授と違い、色々な細かい点まで説明し、そして参加者からも気軽に質問がなされ、それに丁寧に答える教授の姿勢は非常に興味深い。このシリーズでは、どのような質問でも受け入れられ、即座に参加者の間から答えがかえってくる。この雰囲気は、韓国より高名な医師を招聘しても変わることが無いようだ。
Jin教授の講義では、手術所見の詳細な説明や動画の供覧、何をとっても非常に実践的なものであった。特に肋軟骨を利用した隆鼻形成では、Jin医師の手術の詳細が明かされ、会場からは感嘆の声が漏れていた。続いて山本医師の講義が行われたが、重複する部分はすべて割愛し、手術時間に時間配分を大きく取っていたのは、いつものごとく実践を意識したからに他ならない。
その後昼食をはさみ、シリコン隆鼻術、鼻尖軟骨縫縮術、耳介軟骨移植術の複合症例から手術講習が開始された。耳介軟骨採取には受講者から2名が参加して、術者として耳介採取を経験してもらった。このように一部、手術を体感できるというのもこの会ならではの特徴であろう。また、シリコンの成型にでも、参加医が実際にシリコンをカットするというシーンも見られ、回を追うごとにバージョンアップともいえるべき講習内容の変化がみられる事も興味深い。
2症例目は鼻尖軟骨縫縮の症例であったが、これも術者を参加者より選び、術前のデザインから手術の終了まで山本医師の指導の下体験することが出来たのもかけがえのない財産になったのではないだろうか。3症例目は、シリコン隆鼻術、鼻翼形成術の複合症例であったが、Jin教授にも指導に加わっていただき、同氏のオリジナルとも言えるデザインに参加者が感激した。さらに、参加者が術者になりそれをJin教授が直接指導するという「筋書きにはない」進行へと発展し、参加者の驚きは最高潮に達した。このような指導を体感できたことは、JAASの会にとってもかけがえのない財産といえるであろう(講習の性格上、詳細は控える)。 
10月に開催されるソウルでのライブ講習会では、本講習会に参加した医師にとっては、また一歩理解が深まるに違いない。
『Jin教授の理論と技術だけでなく、その人望の深さを体感することが出来た』『これだけやらせていただけるライブ講習会は、他にありません』など、参加医師からのコメントはいつも通りを多く聞かれた。
また、3症例の手術の手術供覧、並びに全症例に参加者が術者になるという運びであったにも関わらず、予定時間内で終了したことも特筆に値するであろう。
多忙ななか来日し、帰国のためライブの最後までいることができなかったJin教授ではあったが、空港へと送った事務局に対して『このようなスタイルの講習会は、非常に珍しい。効果的な学習スタイルに感心しました』といううれしいコメントをもらった。さらに、講習会終了後の懇親会でも、いつものように多数の先生方が参加し、学閥も医局も関係なく、活発な意見交換がされていた。こうした点も、山本整形塾の隠れた人気の秘密なのかもしらない。

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