最新治療レポート

第18回美容外科「医科・歯科合同」解剖・執刀トレーニング

初の医科・歯科合同解剖終わる

互いの治療範囲をこえて相互に学びあう

美容医療、歯科の禁じ手「技術の盗みあい」もJAASに

19回目は「ソウル美容外科解剖」として開催へ

第18回目となるJAASアカデミー(後援JAAS)による美容外科解剖・執刀トレーニングが先ごろ開催された。過去十数回にわたって実施してきた提携拠点・中国大連HoffenBio解剖施設(大連大医学部の提携)から提供された寄贈検体(FreshCadaver)は、アカデミーからの強い要望もあり、今回もその保存状態は際立っていた。そして何よりも今回の解剖・執刀トレーニングでは、JAAS解剖実習始まって以来初の「医科・歯科」合同のトレーニングとなり、医科からは鎌倉 達郎医師、中間 健医師、歯科からの指導医には中村 朋美歯科医の三人を招いての解剖実習となった。日頃JAASアカデミーで繰り広げられるライブ講習会において「日常手術で必要なのは、術野であり、局所解剖である。また、手術で合併症を引き起こす神経、血管等の位置に習熟する必要性もあることはいうまでもない」と多くの指導医が強調するとおり、解剖実習は欠かせない。ある意味、日常診療やライブ供覧で学んだ経験と知識を検証する場としてこの解剖トレーニングは位置づけられるといっていい。その上で今回の実習では、医科、歯科それぞれの治療、施術の解剖所見を確認し、執刀シミュレーションをこなしつつ、互いの治療範囲を超えて相互に学びあう光景がみられたことは大いなる成果といえるだろう。

(文中抜粋、全文はJAASアカデミー塾生専用ページに掲載中です)

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