最新治療レポート

第16回美容外科解剖・執刀トレーニング終わる

日常診療、ライブ供覧の
「検証の場」が解剖研修

第16回美容外科解剖・執刀トレーニング終わる

第16回目となるJAASアカデミー(後援JAAS)による美容外科解剖・執刀トレーニング(Fresh Cadaver Dissection Workshop for Cosmetic Plastic Surgeons in China)が先ごろ開催された。過去十数回にわたって実施してきた提携拠点・中国大連HoffenBio解剖施設(大連大医学部の提携)から提供された寄贈検体(FreshCadaver)は、アカデミーからの強い要望もあり、今回もその保存状態は際立っていた。そして何よりも今回の解剖・執刀トレーニングでは、その講師陣に中間 健医師に加え、韓国はじめアジアでも実力が認められるJin医師(ソウル大耳鼻咽喉科教授)、Choi医師(Myonug Eye Surgery)の二人を招いての解剖実習となった。本シリーズの特長でもある、丁寧できめ細かい教え方と「料理教室」さながらの研修スタイルを3人の指導医によって今回もまた踏襲し、解剖組織の観察に始まりそれぞれの治療部位ごとに、多彩な執刀手技を学んでいくスタイルは、他の解剖研修では決して真似ることはできない。指導医が実演後、参加者に同じことをすぐ執刀・施術してやってもらい、問題があればその場で解決する。JAASアカデミー解剖実習は、『手術シミュレーショントレーニング』という認識が定着した感のあるミッションとなった。

(文中抜粋、全文はJAASアカデミーのJHMアーカイブに掲載中)

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