最新治療レポート

増える医療クレームの対応と判例~患者への治療責任

講演ダイジェスト その一 第2回公開講座から

増える医療クレームの対応と判例~患者への治療責任」
(京橋法律事務所 鈴木 英之弁護士)

「委託型」か「請負型」か
美容医療は「請負契約」になる恐れあり

結果の実現を保証すれば訴訟では「請負型」になる可能性
回避するには「治療後の見込み」「個人差」などを説明
録音する患者への対応も

顧問弁護士でもここまで微に入り細に入り教えてくれない2名の弁護士の講演、また美容医療の経営はドクターの個性と熱意から始まる!と熱弁をふるった境医師、進行役の山本学長とのトークショーで開業から今日までの、美容医療での苦労などを投げかけていただいた松本医師、佐藤医師、柴田医師さらにはトリを務めた中村歯科医の歯科美容術の実践講義と、聞きどころ満載のJAASアカデミー第2回公開講座が盛況のうちに幕を閉じた。学会では決して聞けない本音トークや、実践井の経営、法務対策などに対して「講演内容が非常に参考になった」と満足感、充実感を口にする参加医師も少なくなかった。また会場は質疑応答が飛び交い、真剣なディスカッションの中にも演者らの話術に笑いも渦まくそんな雰囲気が溢れていた。こうした演出を醸し出していたのはもちろん、山本 豊学長であることは疑いようもない。本稿では、第2回公開講座での講演の中から、とくに話題をさらった発表を3回にわけてダイジェストで紹介してみたい。第1回目は、「増える医療クレームの対応と判例~患者への治療責任」(京橋法律事務所 鈴木 英之弁護士)をピックアップしてみた。

(文中抜粋、全文はJAASアカデミーのJHMアーカイブに掲載中)

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