Focus!プロフェッショナル・ドクター

アンチエイジング美容医療業界における、
JAAS厳選のスペシャリスト達を取材・レポートしていきます。

「心こそ大切」との厳父の指針を胸に

みやざき美容クリニック

みやざき美容クリニック 院長 小宮美慧先生

スペシャルな治療ではないからこそ、
美容医療を「宮崎」にもっと浸透させたい

「みやざき美容クリニック」は、宮崎の市街地 橘通りに当初、大手美容外科の宮崎院として開業。その後、完全独立を果たし現在のクリニックとなる。そして8年目を迎えた今年2018年1月中旬、テナントから一戸建て新築のクリニックへと移転拡張をした。
二階建ての新規クリニックはモダンな木造建築で、木々と緑が溢れる周りの環境に自然なかたちでマッチした建築デザインになっている。150坪の広さを誇る同院は、一階に美容外科の手術室、フィラー注射、点滴ルーム、二階には受付、5部屋の待合室と10部屋あまりのカウンセリングルーム、パウダールーム、クールダウンスペース、処置室、美容皮膚部門(糸リフト、各種レーザー、高周波、超音波、痩身など)さらにはメディカルエステ部門などを揃える。院長・小宮 美慧医師がとくにこだわったのが美容医療としての患者のプライバシー重視とクリニックの周辺の「緑」と「外光」を取り込みながら両立させることだったという。

出来上がった院内空間にはふんだんに採光を取り込む工夫(窓のない待合室に天井から採光し、二階通路の両側に大きな窓をつくり戸外の緑が視界に入るようにした:写真)しながら、患者のプライバシーを守りつつ天井からの採光で圧迫感を取り除いている。
ちなみに移転した宮崎市舟塚は地元では、閑静な住宅街で、その周りには総合文化公園、文化センター、県立図書館、美術館など、地元で「文化ゾーン」といわれる住環境を重視した再開発エリアだ。緑豊かな公園には「ビタミンの父」と言われ脚気の治療法で知られる宮崎出身の高木 兼寛医師(慈恵医科大の創設者)の銅像が建つ。
「いまや美容医療は決して特別な人がするスペシャルな治療ではありません。歯や肌のメンテナンスをするように当たり前の治療術だと思います。そんな敷居の低いクリニックにしていきたい。そして宮崎に浸透させていきたい」
そう話す美慧院長だが、宮崎という地方都市ゆえの現実にも触れる。
「首都圏であれば眼、豊胸など一部の施術に特化したクリニックもありますが、宮崎は患者さんのニーズも幅広く、様々なご相談に応えられるだけのキャパシティが逆に必要です。そのため当院では、美容外科・形成、美容皮膚、美容婦人科など幅広い施術をこなし、提供していかなければなりません」として、日々勉強と研さんには余念がない。
ある意味、激戦の美容医療の商圏を狙うより、それほど競合がない地方都市で「差別化」しながら開業した方が成功するケースは多いのかもしれない。美慧医師はじめ、こうした地方都市で勝ち残っている女性医師による美容クリニックは意外と多い。女性ならではの賢い経営戦略といえよう。
一方、美慧医師、患者さんの幅広いニーズに応えると同時に、最新治療については、『宮崎だからできない』ということは避けたいとして、最新医療を学ぶため、時間があれば東京などに足を運び、JAASアカデミーのライブ塾などにも積極的に参加し、技術研さんを重ねている。そして活動範囲は日本だけにとどまらない。  
韓国や中国などライブ講習会、解剖執刀トレーニングなどにも参加しながら、世界の美容医療を宮崎に持ち帰り、再度、技術や効果を確認した上でクリニックの新しいメニューとなっていく。地方にいながらも、いち早い情報収集力と圧倒的な行動力で、都内の美容クリニックと遜色のない治療メニューを提供する。
移転そして新規開業までの休診中には予約が相次ぎ、1月中旬オープンしてから院長は多忙を極める。マラソンランナーでもある院長だが、当分はそれも封印することになりそうだ。

さて、10~80歳代と幅広い患者層が来院するみやざき美容クリニックでは、逆さまつ毛の診療に来る小学生から、まぶたのたるみで視界が狭くなったと相談に来る高齢の女性まで相談内容もさまざまだ。施術前のカウンセリングはもちろん、どの施術でも堀院長が治療を行うことはいうまでもない。「以前も院長が担当してくれたから、今回の治療も安心」と言ってくれる患者さんも多いという。
とくに女性の場合、他人には相談しにくい悩み等もあり、どの施術の相談でもきちんと院長自身がカウンセリングを行い、丁寧に応えてくれる。お肌のケアをしながらついつい近所の知り合いのように雑談に盛り上がってしまうこともあるというが、こうしたコミュニケーションを通して、飾らない姿で真摯に向き合う院長に患者さんはますます信頼を寄せ、移転後もさらなる信頼関係を築いている。
「老若男女が訪れるアットホームな雰囲気のクリニックにしたい」というのが開業以来の変わらぬ美慧医師の思いである。
 笑顔が魅力的な院長だが、もともとは外科医の出身。ご尊父も美容医療を専門にしていたため昔から興味はあったものの、全身管理ができる外科をしっかり勉強したいとの思いで外科医の道に進む。その後、出産・子育による生活の変化や大手美容外科の総院長からの提携話など、いくつかの「きっかけ」を通して院長は前身の美容クリニック宮崎院として開院する。
 その後、すばらしい女性スタッフ(現在は8人の看護師含め9人体制:写真)にも恵まれ、スタッフとのチームワークでさまざまな治療メニューのアイデアを取り入れる。女性目線で生まれたアイデアなので、同性である女性の患者さんの評判もすこぶるいい。施術メニューに限らず至る所に女性目線が活用されているのがみやざき美容クリニックの特長であろう。
 新規オープン前の記念パーティーそして内覧会に、本紙から記者がお伺いした。その折、美慧医師が父として医師としても尊敬してやまないお父様から「いくら技能があっても知識を積んでも、美容クリニックにとって一番大事なのは院長の人格です。心こそが大切で、スタッフを大事にして思いやりとやさしい言葉かけを日頃からできるかどうかが院長の手腕。人間は一人ではなにもできない。みんなのサポートがあってこそのクリニックです」と、親子ならでは厳しくもやさしい励ましを送った。院長がその姿勢を開業以来ずっと貫いていることはいうまでもない。それが患者さんからの慕われている何よりの証である。
クリニックで人気の美容医療診療は、眼瞼形成、鼻形成、リフトアップ、豊胸、脂肪吸引、ワキガ・多汗症治療、輪郭形成術、ヒアルロン酸・ボトックス注入術、医療レーザー、女性器形成など多岐にわたる。
最近では時代を反映してか、宮崎でもフィラーや糸リフトなどの低侵襲を希望して、自然な「変化」を求めたい患者さんが少なくない。
とはいえ「仮にダウンタイムのあるオペの場合でも、しっかりと効果が出ること、また傷も綺麗に治ることを丁寧にお話すれば、患者さんも納得してそうした施術を受けます」と美慧医師はいう。
また、移転して導入した新たなマシンも含め、揃える美容医療機器はフォトRF、サーマクール、CO2フラクショナルレーザー、ピコレーザーや医療脱毛用のレーザーなどがある。また、メディカルエステ用の「ヘアメディック」や「Dr.EVO」(末尾説明を参照)も導入されている。
たゆまぬ研さんを引き続きしていく美慧医師だが、昨年JAAS日本アンチエイジング外科学会・第8回の総会において、鼻形成術の症例発表を行ったが、その中で「近年の美容医療において低侵襲でダウンタイムも少ない治療が好まれ、できるだけ切りたくないというのも患者様のニーズとして理解できる。しかし大きなものを小さくする治療は、やはり切るオペをせざるを得ない」として、『美しい鼻の形の要素~高さ、鼻尖の形、鼻翼の形』について講演した。
そして美人とされる人の顔を観察してみると、日本においては高さが必ずしも必要ではなく、鼻尖と鼻翼はできるだけ小さく、顔の中で主張していなことが条件としてあげられると述べながら、JAASアカデミーで学んだ術式をもとに、症例実績と結果について述べた(症例写真では重瞼術)。
新規移転も終わり、みやざき美容クリニックはさらなる「治療術の進化」を続けていくに違いない。

※Dr.EVO(ドクターエボ)
スカンジナビアサービスが開発した「Dr.EVO」は、超音波の強力な振動を利用して皮膚の真皮層に熱を発生させ、肌の深部に作用させる。肌の活性化を促し引き締め、アンチエイジング効果が得られる医療機関専用の美容機器、いわゆるメディカルエステ機器だ。同機は、皮膚や脂肪の厚さなど部位によって熱エネルギーの深さを調整できるため、効果が得られやすく皮膚の薄い目の周りや眉間などにも施術ができる。熱の到達深度は、カートリッジの調整によって変えることができるが、ショット面積も調整ができる。最大で286(26列×11列)ショットができ、他機種の30ショットを大きく上回る。ショット面積は調整可能。

【ドクタープロフィール】

みやざき美容クリニック 小宮美慧

2000年久留米大医学部卒業、久留米大外科学入局、2002年福岡県立柳川病院勤務、2004年城本クリニック勤務、2006年城本クリニック宮崎院開院、2011年みやざき美容クリニック開業、2018年クリニック拡張にて船塚に移転 

クリニック情報

みやざき美容クリニック宮崎県宮崎市
住所
宮崎県宮崎市船塚3-195
アクセス
日豊本線「宮崎神宮駅」徒歩5分


電話番号
0985-35-7717
診療時間
9:00~18:00
定休日
木曜日・日曜日
URL
https://www.miyazaki-biyou.com/

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