Doctor’s LABOトピックス

E6は細胞核中DNAまで達する 

8-OHdG測定で

改めて両親媒性抗酸化物質であることを立証

第39回日本睡眠学会学術総会で渡辺オイスター研究所・渡辺 貢代表(医学博士、畜産学博士)に対して、「ベストプレゼンテーション賞」が授与された。総会には、筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構をはじめ、京都大学 医学研究科、九州大学、東京医科大学、慶応大学 医学部ほかそうそうたる医療・研究機関が名を連ね、あわせて346題の演題を数えたが本賞は6題に与えられ、そのうちの一つとして称えられた。受賞講演は「マガキ軟体部から同定された新規抗酸化物質(E6)の血液脳関門移行性と同抗酸化物質含有分画の睡眠に与える影響」であることはすでに本紙で報じたとおりで、E6の速やかな脳内移行性を証明している。しかしE6が細胞核にまで達しているか否かはわからない。そこで同社があわせて検証した研究報告が「マガキ軟体部から同定された両親媒性抗酸化物質(E6)のマウス生体における抗酸化能の検討」である。この結果、E6による細胞核中のDNA抗酸化作用が全身および脳と肝臓で示され、一方で比較検討したビタミンE群では脳のみでしか有意な観察がみられなかった。改めてE6がビタミンEなど他の抗酸化成分に比べ広範囲に有効な抗酸化物質であることが立証されたことになる。

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