美容アンチエイジング業界コラム

疾病の予後のケア「3次予防」に統合医療の役割がある

疾病の予後のケア
「3次予防」に統合医療の役割がある

(株)ヘルスビジネスマガジン社 代表取締役会長 木村 忠明氏

11月14日から17日まで米国マサチューセッツ州ボストンのハーバード大学とボストン・パーク・プラザホテルで第12回統合腫瘍学会(Society for Integrative Oncology  略称:ISO)の国際学会が開かれた。これは米国の統合医療を代表する学会で、とりわけサプリメントなどオルタナティブメディスンの最先端の医療の動向を探るために、3年前から参加している。
3年前はバンクーバーで開かれた。このときは「肺がんの統合医療のガイドライン」が発表になった。一昨年はテキサス州のヒューストンで開かれた。ヒューストンといえば、世界的にも著名ながん研究と治療機関を擁するMDアンンダーソンがんセンターということになるが、この学会のホストは案の定ここだった。 
このときは「乳がんの統合医療のガイドライン」が公表され話題となった。ところがこれ以前にもすべてのがんを対象の統合医療のガイドラインをこの学会では出しているので、全部で3つのガイドラインを出したことになる。
これらの治療のガイドラインは医師が統合医療を希望する患者と相談するときに、役立てるためにつくられている。ちなみに昨年の乳がんのガイドラインは国立がん研究所(NCI)が紀要に載せて、広く医療関係者に伝えている。

(文中抜粋、全文はJAASアカデミーのJHMアーカイブに掲載中)

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